前回の投稿では多くの方にコメント&アドバイス頂きました。
ここまで多くのコメントを頂いたのは初めてでしたので少々驚きましたが、有意義なアドバイスも頂き本当にありがとうございます。
実は一件のブログ記事を書くのには結構な時間がかかるので、「その時間練習した方が・・・」と思わなくもないのですが、気になることは書かずにいられないので仕方ありません(笑)
まぁ基本は練習日記の戯れ言なので、気に障った方は軽く流して下さい。
現状はこんな感じ
さて、前回の続きですが、まず、現状がどんな感じになっているのかをジックリと確認しながら考えてみました。
例えばこのゴッドファーザーですが、もちろん初心者用の楽譜であるのは大前提ですが(笑)、右手だけなら楽譜を見ながら何ら問題なく弾くことが出来ます。
当然、左手だけも問題ありません。
楽譜を目で追って、確認しながら弾くことが出来ます。
恐らく、今弾いている音の次の音符(指番号も含めて)を見て弾いているのだと思います。
今の実力から考えて、二個も三個も先の音符ではなく、次の音符でしょう(^^;
ちなみに、この時は右手の楽譜をガン見状態です(笑)
ゴッドファーザーは結構な時間を練習しているのと、左手は単調で音符の数も少ないため、右手に釣られると言うことはほぼありません。
つまり、楽譜を目で見て確認できれば弾けるはずなのです。
でも時間が経つと間違うと言うことは、見えていないんですよね。
前回の投稿で実に多くの方からアドバイスを頂いて色々と考えながら確認してみました。
まず確認できたのが、右手の音符をガン見状態で目で追っているときは左手の段は見えていないということですね。
もう少し正確に言うと、今弾いている音符の下に弾くべき音符があるのはわかるのですが、それがどの音かまでは判断できないという感じです。
ゴッドファーザーの場合は、左手が単調なため音をほぼ覚えているので、そこに音符が存在するのがわかれば何とか弾けてしまうのでしょう。
あと、一つのフレーズの最初と最後の所なら、左手の音をチラッと確認して右手の楽譜に戻ることが出来るようです。
これは余力があるからと言うよりも、フレーズの音符を記憶してしまっているので可能なのでしょう。
鍵盤感覚に関しても、ララ♭ラソの箇所と、1オクターブ上のミラドシラを弾くところだけは鍵盤を確認しますが、それ以外は何とかなりますので、ぼほ楽譜から目を離す必要がありません。
ここらへんを合わせて考えると、私の場合(他の人も同じかわかりませんが)、
左手の楽譜は直接見るか覚えるかしないと弾けないと言うことですね。
恐らく、何年ピアノを練習しても右手の楽譜を見ていれば自然と左手の楽譜が見れるようになることはあり得ないということかと思います。
二段譜の中間あたりを見ていれば、何となく二段同時に見れるのかなとも思ったのですが、これはどうも違う感じですね(中・上級者は同時に見れてるのかも知れませんが私には無理そうです)。
どこかで必ず意識して確認しなければならないということが良くわかりました。
ある愛の詩の場合は・・・
では次にココまでのことを踏まえて「ある愛の詩」を考えてみます。
この曲の前半と後半部分はそれなりに弾くことが出来ます。
また、右手だけ、あるいは左手だけであれば問題なく一曲通して弾くことが出来ます。
まず前半部分ですが、初っぱなのドミミドドは有名なフレーズで単調なため弾きながら左手を確認に行くことが出来ます。
その後の、ミミドドミファミレレレシシもこの曲中で繰り返し出てくるフレーズなので指が覚えてしまっています。
なので、ここも弾きながら左手部分を確認することができるため間違えにくいのかと思います。
よく引っかかるのがこのCの部分です。
音符の数が多くなるため右手の段から目を離せず、左手の確認が遅れるから間違うのかと思われます。
何度かさらえば覚えるため間違わなくなりますが、二日後には忘れます(笑)
メロディの部分は意外と覚えているものですが、伴奏の部分は直ぐに忘れちゃうんですよね。
となると、この部分を一ヶ月後に間違わずに弾けるようになるためには、メロディは問題なく弾けるのが前提として、
左手の部分は、一見したときに弾くべき音が瞬時にわかればいい訳です。
この左手の部分は調べてみると分散和音と言い、伴奏でよく出てくるフレーズらしいですね。
確かに今使っているテキストでも頻繁に出てきます。
なのでこの部分はドレミと一緒で、形を覚えて記憶の引き出しを増やす部分なのですね。
少しずつですが何となくわかってきたような気がします。
まとめ
出来る人にとっては当たり前のことかも知れませんが、出来ない人間に取っては悩む部分なのです(笑)
今の私の段階でハッキリとしたことは、
- 左手の楽譜は意識して見に行く必要がある
- メロディライン(右手)に余裕が無いと、左手の楽譜を見に行けない
- 余裕を作るためにメロディを見た瞬間にある程度覚える必要がある
- 分散和音は形で覚える必要がある
といった感じでしょうか。
右手に余裕が出来て、記憶の引き出しが増えることで徐々に楽譜を見ながら弾けるようになる感じでしょうかね。
となると・・・、薄々感づいてはいましたが、今の段階でボトルネックとなっているのは右手と左手の独立性とか指使いとか鍵盤感覚とかではなく、単に脳ミソなんですね。
鍛えるのに一番時間のかかる部分かも知れません(笑)
鍵盤感覚を身につけるのと並行して脳ミソをジックリと鍛えていくことにします。
ムーンリバーではまた違う原因が出てくるかも知れませんが、次の機会に考えてみたいと思います。
Cの部分は、前の小節の右手を弾いている間に次の小節の左手を一瞥でレファラと読み、レファラを左手で弾いている間に右手のラファラを読み、ラファラを右手で弾いている間に次の小節の左手を一瞥でレソシと読み、レソシを左手で弾きながら右手のラシシーを読みつつ弾きながら右手の続きのレファレを読み、レファレを弾いている間に次の小節の左手を一瞥でドミソと読み、といった感じでしょうか。私の場合。
コメントありがとうございます。
ふむふむ。
二段同時に読めなければそんな感じになりますよね。
一瞥して読める音符の数を増やすのは簡単では無いと思いますが
きっとその内出来るようになるのでしょう。
このゴッドファーザーなら初見でゆっくり両手でできましたが、指番号までは追えなかったので、指はでたらめで ( ´Д`)
どうやったかを自分で自分を分析してみたら、記事に書かれておられるように、おそらく右手は1小節を瞬間記憶し、左手は音名を読むか、音名を読まずに線位置から鍵盤ダイレクトで弾く感じはありました。
上下段を同時読みというよりは、音が流れている間に素早く上・下と読んで(見て?)いるみたいでした。
あと、次は鍵盤のあのへん(上がるか下がるか)、とか聞こえた音の流れ的にこうなりそう、みたいな軽く予測みたいなのもしているようです。
脳ミソ(と目)をフル回転させないとできないので、たしかに脳ミソが鍛えられそうですよね。ていうか疲れます…
アレンジ譜って音符が少なくてもコードが複雑に変化するので、予測もしにくくてなかなかに難しいと思います。
漢字の書き取りドリルみたいな感覚で、幼児用の簡単すぎる楽譜をランダムに大量に弾き飛ばすのも、脳と目の感覚を鍛えるのによさそうな気がします。
私もけっこうやりましたよ。ゲーム感覚で未知の楽譜を、ぱっと開いたページをいきなり両手でサッと弾くとかw
覚えてしまわないように、同じ曲は連続では弾きません。
ですが1週間もすれば完全に忘れるので再利用できるかな?
コメントありがとうございます。
まだまだ頭がぜんぜん付いていっていません(笑)
とりあえず覚えることがまだまだいっぱいありすぎます(^^;
まぁゆっくりといきます。
今後とも宜しくお願い致します。
なんか、ずいぶん弾きにくそうな譜面ですね。
左手はコードを押さえたほうが易しいように思います。
「難しい・易しいと」、「弾きやすい・弾きにくい」は違うように思います。
で、この譜面は「易しいけれど弾きにくい」。
私の場合、譜面を見るのは、「一つ一つ音を確認」してというより、「全体的にこんな感じ」ととらえてます。それは、ある程度「定型」というかパターンで認識してるからだと思います。
モーツァルトのソナタだと、左手が定型化されてるので、むしろこれより弾きやすいんじゃないかしら。
極端な話、ラフマニノフの嬰ハ短調前奏曲にしても四段譜ですが、「定型」が身についてると弾きにくくはないはず。もちろん、難しいですが。
通常、クラッシックの場合、ハノン、チェルニーなどでこの「定型」を身に着けます。
一方、ポピュラー系はコードを「定型」として身に着けることから始まります。
ということで、左手にコードを覚えさせてしまえば早いように思いました。(例えばギターのように見なくても押さえられるように)
「左手の部分は、一見したときに弾くべき音が瞬時にわかれば」というのはコードを覚えれば解決します。分散和音はコードを押さえるポジションで順番に弾きます。
余談ですが、Band in a Box (https://www.biab.mu/)というソフトがあり、コードを入力して、様式を指定すると自動伴奏してくれます。
ポピュラー系なら、こういったので練習すると楽しいんじゃないかしら。
コメント&アドバイスありがとうございます。
コードを覚えるのはまだ早いのかなと思ったのですが、
曲に出てきたのだけでも覚えた方がいいのですね。
もっとも頭が追いつかないのでゆっくりとになりますが(笑)
今後とも宜しくお願い致します。